お客様のメイクをする際、「目の下のクマが気になる」というお声をよくいただきます。
疲れた印象を与えてしまったり、年齢よりも老けて見えてしまうことがある、目の下のクマ。
ファンデーションを厚めに塗ると、余計目立ってしまうことも・・・。
そこで今回は、クマの色による原因と対策、目立ちにくくするメイクの色についてとりあげてみたいと思います。
クマの色別、原因と対策
クマには、「青クマ」と「茶クマ」と「黒クマ」があります。
1.青クマの原因と対策
目の下が青黒く見える青クマの主な原因は、目元の血行不良です。この青クマを放置し続けると、色素が沈着して茶クマになったり、シミシワたるみなども老け見えの原因にもなります。
対策としては、首肩こり、寝不足、目の疲れ、ドライアイ、冷えなどによる血行不良を改善することがとても大切です。
ホットアイマスクなども良いですし、目の下を直接マッサージするよりも、首や耳の周り、こめかみなどをマッサージするのも効果的です。以前ご紹介させていただいた記事もご参考までに♪
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【シワができる原因と対策②】血行不良は大丈夫?今からでも遅くないシワ対策とは?
顔のたるみに悩んでいる方は9割近く、マッサージが効果的であることを知らない方は5割近く!?たるみに効果的なマッサージとは?
◇クマ消しメイクのポイント◇
青クマを消すときに使うのは、青の捕色となる【オレンジ色】です。オレンジ色のコンシーラーやチーク、アイシャドウなど使います。
注意:肌色のファンデーションをクマの部分に厚塗りすると、青クマはグレーになり、お顔は厚塗り感とグレーで、疲労感、老け感が増してしまうかもしれません。
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2.茶クマの原因と対策
目の下が茶色に見える茶クマの主な原因は、皮膚の乾燥、血行不良の放置、紫外線、目をこする、アイメイクを落とすときなどに目の周りを強くこするなど、外的刺激や活性酸素による色素沈着もあります。
対策としては、目の周りをこすらないことや、摩擦がおきるようなマッサージは避けることが大切です。青クマと同様に、首や耳の周り、こめかみなどをマッサージするのも効果的です。加えて、UVケアや抗酸化作用のある美容液でのメラニンケア、目元専用のアイテムでしっかり保護保湿しながらエイジングケアすることもオススメです。
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◇クマ消しメイクのポイント◇
茶クマを消すときに使うのは、【イエロー系】です。茶色いクマの部分のみにイエロー系のコンシーラーを使います。黄色が不自然に見える場合は、仕上げにベージュ系か肌色のもので、自然な仕上がりに整えます。
3.黒クマの原因と対策
黒クマの原因は、加齢によるたるみが原因です。眼窩(がんか)脂肪によって目の下がふくらみ、陰になって黒くみえてしまいます。
対策としては、目の下にたるみがでないよう青クマ、茶クマと同様のケアが必要です。その他には、美容外科での脂肪除去という方法もありますが、下まぶただけを使って目を閉じるような筋トレや、筋トレアイテムでのエイジングケアもオススメです。
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◇クマ消しメイクのポイント◇
黒クマを消すときに使うのは【ピンク系】です。明るいピンク系のコンシーラー、アイシャドウ、チーク、リップカラーなどで目の下にの陰を明るく整えます。
いかがでしたでしょうか?
クマが気になり出しすと、ご自身や人のクマばかりに目がいくかもしれません。でも、目の下の症状は目の下だけの問題ではありません。目の下のクマが目立つようになったときは、生活習慣を見直ししたり、血流改善を見直すきっかけになると思います。見た目だけでなく、健康のバロメーターとして、疲れや老化の原因を取り除いていきましょう♪